煮詰まったときは結局映画を。byLO編集部より
煮詰まるってことは、つまりは何かをしながら上手くいかないのではなく、何もできない状況を指す気がします。Wです。
煮詰まったときはやっぱりアニメか映画ですね!ゲームなんかは煮詰まり具合を高めるので私には不向き。アニメは「まどかまぎか」見始めました。いまさらすぎて誰かに鼻で笑われますが、煮詰まってますから気にしません。見始めたばかりなのでまだ入り込めてませんが面白いですね。
で、映画。私のものすごくお気に入りの映画はいくつかありますが、そのうちの1本が『GONIN』(石井隆監督)です。1995年の映画なんでもう20年近く前の映画になるのか。初めて見たときはもう、息できないくらい緊張して見てた記憶が強烈に残ってます。もう、役者も撮影も監督もスゴイ。特に役者が佐藤浩市に本木雅弘に根津甚八に竹中直人に椎名桔平で五人、それに事故後すぐのビートたけしに謹慎明けだった頃の木村一八。それをグダグダにせず使い切ってる感がもう、ね、それだけで最高。役者が光るように作られた近年国産映画では稀な作品だと自分では思ってます。特に今でも光り輝く役者の一人・佐藤浩市がボロボロになってく様、いい男具合がちっとも劣化しないモックンのちょいホモな動きのきれいなこと、そこだけでも痺れます。こないだよーやくDVDを入手して見たんですが、記憶の美化だけでない映画の強度にまたまたシビレました。特に拳銃を撃つ、それだけのシーンの見せ方が素晴らしい!実に素晴らしい。
…でもね。今DVDで売られている『GONIN』と違うバージョンがありまして、それはビデオやLDでしか見れない『GONIN特別版』ってのになってまして、ちょっと寂しい。(要するにディレクターズカットってやつ。)DVDで見たい場合はコンプリートボックスとか買わないと見れないらしいけど、それでもラストの部分なんかが違うらしくて、これから『GONIN』見てみるかってゆう趣味人の方にはレンタルとか中古とかで特別版をオススメします。まあ、趣味の差でしかないのだけれどね。でもラストは特別版の方がやっぱりいいなあ。イチャモンついでに言うとDVDに収録されているスタッフインタビューは特別版(LD)に付いてたもの。なのにDVD本編では特別版との差分とか追加シーンとかは無し。ここ、仕事荒らすぎだと思います。さすがに。あとチャプター画面が殺意湧くほどカッコ悪い。作った君、この映画嫌いなんか?
とまあ、煮詰まると映画にも文句ばっかり言いながら見る悪癖がありますが、この映画の本編を見てるときは「カッコイイ~」ってしか言ってないくらいカッコいい映画ですので皆さんもどうぞ。この映画とか北野武の映画を熱心に研究した韓国映画の努力もよくわかる(気がする)大事な映画だと思うんだけどなあ。何がよくなかったのかその後の日本映画…。たぶんプロデューサーだろうなあ…。漫画の編集もプロデューサー部分あるから気をつけないとなあ…。そんなことまた一人ぶつぶつ言いながらLO4月号掲載の大山田満月先生の写植(台詞部分)を作る仕事に戻るのでありました。大山田先生の漫画もカッコいいですよ。かなり!













